コメント 2020-01-24 232414



※大ッッッッッ変、長らくお待たせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした(しかも前回「後編を投稿する」と言っておきながら、まだこれで終わりではないという……)。
「むこうがわ」シリーズ紹介、中編に移っていきたいと思います。

前回の記事では、作者であるbool様やむこうがわシリーズが誕生するまでの簡単な略歴について紹介いたしました。
この中編では、いよいよその中身へと入っていきたいと思います。
自分の知るけもフレ二次創作の中でも、最も「かけがえない僕と似た君」を鮮明に描き出したと思われるこの作品。
この記事が、少しでも皆さんのこの作品を「知ること」への助けになって頂ければと思います。


【相手を理解する事で乗り越えられる恐怖もある。けもフレを徹底的に研究する】

今更言うまでもないことですが、むこうがわシリーズはその原作へのリスペクト具合が半端ではありません。

コメント 2020-01-08 004722
(サンドスターかけごはん。ネクソン版にあってもおかしくないようなネタですが、この作品の完全オリジナルというのに驚かされます。)

ネクソン版のゆるい雰囲気が完全に再現されており、隙あらばネタを仕込んでシリアスさんを殺しにくる……
まんまネクソン版そのものです。
そしてそのネクソン版の世界に、本来なら異邦人である筈のかばんちゃんが違和感なく溶け込んでいきます。

コメント 2020-01-08 004935
(個人的に好きなシーン。ある意味間違ってないのがまたw)

このかばんちゃんも決して改変されたものではなく、アニメ一期のかばんちゃんそのものです。
そして両者が一つになって、ネクソン版とアニメ一期の共演という、正に我々の『夢を見せてくれる』わけです。



コメント 2020-01-08 010910
(アニメ一期の動物紹介風にネクソン版キャラであるセーバルを紹介しています。この先も凄まじい動画編集技術が炸裂しています。)

「神は細部に宿る」という言葉がありますが、この作品は細部まで相当に作り込まれています。
本当に、あらゆる点において丁寧なんですよね。
正に肋骨兄貴の頃から培ってきた、動画編集技術の集大成。
クオリティにおいて一切妥協しない。
それこそが、この作品の人気の理由の一つであることは疑いようがありません。

コメント 2020-01-24 232414
(カコ博士の名言。この言葉、自分の実生活においても本当に身につまされます。)


『相手を理解することで乗り越えられる恐怖もある』
これこそこの物語の根源的なテーマの一つでありますが、この言葉により、

コメント 2020-01-24 231740

実はかばんちゃんとセーバルにはある共通点があるということを、かばんちゃんと、そして我々視聴者も知ることになります。
それはどちらもサーバルに名前を付けて貰ったということ。
いや、この作品を見るまで自分もそのことに全く気付きませんでした。
ネクソン版とアニメ一期を徹底的に研究したbool様だからこその、素晴らしい着眼点。
そしてこの二人が実は似た者同士であったということが、後の伏線になっていきます。


【夢で終わらせない。更にそのむこうがわへ】

ネクソン版とアニメ版の融合という『一つの夢』
ですがこの作品の本当に凄いところは、それで終わりではなく寧ろそこから始まるということです。

コメント 2020-01-24 224944
(アニメ一期の特徴でもあった、ほのぼのとした雰囲気の中に見え隠れする不穏要素……そういった要素も完全再現しています。)


物語中盤から、事態は急展開を迎えます。
ここからは公式の作品では深くは踏み込めなかった領域にどんどん踏み込んでいきます。
つまりここからは前人未到の、いわばbool様の独自性が試されることになります。
逆に言えば、原作への限りないリスペクトがあるからこそ、bool様の独自性がより強く際立つわけです。

コメント 2020-01-24 235503
(これまたこのシリーズのオリジナル要素である『美獣戦士けーもームーン』。原作にありそうでなさそうな設定を作るのが本当に上手い……ちなみに後に超重要な伏線になります。


武道や茶道に「守破離」という言葉があります。
ただ師の教えを守るだけでなく、そこに独自の改良や工夫を加え、やがて師から独立していくことを表す言葉です。
これを公式と二次創作の関係に当てはめるなら、守が原作へのリスペクトと研究、破が原作のアレンジ、そして離が(変な言い方ですが)独自の原作を作り上げる……と言ったところかなと。
いわばフォロワーからクリエイターへと転身すると言うことでもあり、ここまで来ると原作への挑戦と言った方がいいのかもしれません。
そしてこのむこうがわシリーズは、その原作への壮大な挑戦であるということは言うまでもありません。
正に『我々の思い描いた夢』の、更にむこうがわへ行こうとしているのです。

詳細はここでは伏せますが、この作品には中盤からかばんちゃんと並ぶ「もう一人の主人公」とも言える重要なキャラが出てきます。
この作品の設定やストーリー等、正に根幹をなすそのキャラクター。
そしてかばんちゃんとそのキャラクターの関係性こそが、この作品の最大の肝であることは間違いないかと思われます。
その関係性……それを一言で表すなら、


『かけがえない僕と似た君』


これ以上にピッタリの言葉は恐らくないかと。

このキャラの登場を機に、物語はいよいよ佳境へと突入していきます。
二転三転する怒涛のストーリーに、そしてその中でも勇気を振り絞って立ち向かっていくかばんちゃんと黒セーバル。
その結末は……ちょっとこの次に。



【むこうがわを追う者】


「むこうがわ」シリーズには、更にそれをモチーフにした作品、いわゆる三次創作というのも生まれています。

図書記架


音楽の専門的なことは分からないのですが、曲も歌詞も「むこうがわ」シリーズの核心部分にマッチした名曲です。
物悲しくも力強い意志を感じる曲調と歌詞は、あのキャラをこれ以上ない程良く表現しています(ちなみに歌詞はネタバレ全開ですので、未視聴の方は注意をお願いします)。


↑そしてこちらは図書記架様の「むこうがわ」に対する感想です。
自分もこの意見に全く同意です。


【後書き】
本ッッッッッ当に、重ね重ね、滅茶苦茶遅くなってしまい、誠に申し訳ありませんでした!!!
しかもまだこれで終わりではないと言う……
個人的に「むこうがわ」シリーズで一番好きなのは6話後編なのですが、後編ではそこを中心にネタバレ完全解禁で、ガンガン語っていきたいと思っています。
遅れに遅れまくった上に、こんな勝手で本当に申し訳ないのですが……
もしそれでも付き合ってやろうという方がおりましたら、何卒よろしくお願いいたします。

最後に(前回に引き続きまだ終わっていませんが)、作品のレビューを快く了承して下さった上に温かい言葉を掛けて下さったbool様、突然のDMにも快く対応し紹介の許可をして頂いた図書記架様に、この場を借りてお礼(と遅れまくったことへのお詫びを)申し上げます。